高齢犬の介護とお預かりの基準

 

高齢犬の介助と介護は、状態または目的に応じたいくつかの

パターンに分類することが出来ます。

 

まず、回復する見込みのある状態は「看病」レベルと位置づけており、

従来はペットシッターが1日数回通うことで対応されていたようですが、

弊所のトータルケアですとデイケアもしくはナイトケアでお預かりして

経過を常時観察することができ、通院が必要な場合も即時行うことが

可能です。

 

決して動けなくなってからしか対応出来ないことはございませんので、

要介護状態になってからではなくお早めにご相談ください。

 

そして身体機能に軽い障害が発生し、食事や排泄が自身では困難なケース

「要介助」として対応しており、嗜好に合った給餌、機能に応じた排泄

環境や行動環境を作ります。

 

このレベルまでは定期的なシャンプーも可能と判断されれば、負担を減少

させた「介護美容」も実施しております。

 

更に痴呆や徘徊を伴う回復が困難なケース、疾病による重篤なケースなど

「要介護」レベルとして扱っております。特に体の不自由な個体には

尊厳ある生活をしてもらうことを「QOL」 と考え、その子にとって最適な住環境を配慮し、少しでも症状が緩和出来るような生活を提供しています。

 

医療行為に関しましては「コンプライアンス」の観点から我々が行うことはございませんが、24時間常駐で管理しておりますので夜間病院を含む提携病院での常時対応を可能にしています。

 

その他に、飼い主様の事情で飼育が困難になった場合の「終身」でのお預かりにつきましても事情、年齢や状態も様々ですが、私たちの家族として暮らし、その子の命が全うされるまでが私たち共生者の使命としてお預かりしております。

 

いずれのケースに於いても、シェリーでは「インフォームド・コンセント」に基づき、十分な面談の上で飼い主様の意向に沿った預かり方、暮らし方を徹底しております。お急ぎの方や料金やシステムにご不安な方なども、先ずはご相談いただくことで最善な方法をご提案させていただきます。

 

お問い合わせはこちらまで  ☎ 092-962-4713

要介護犬の食事について

要介護状態になるのは10歳未満から15歳以上と幅広く、状態にも

個体差があります。身体は動かなくなっていても意外に食欲は衰えて

いない場合がほとんどで、通常のドライフードを固形のまま食べることが

ほとんどの場合可能です。基本的に1日2~3回の給餌回数で、量も健康な子とあまり違いはありません。中には必要に応じ柔らかくしたり、他の

食物と調合したりサプリメントを与えたりする場合もあります。ただ大半が給餌介助を必要としており、時間をかけて食べさせる必要があります。

その他にも給水もままならない子も少なくないため、1日5~10回ほど

水を与えてあげます。

 

要介護犬の排泄について

排泄はある程度動けるグループの中でトイレまで行ける子はほんの一部です。大半は行動途中で排泄してしまう場合がほとんどですが、自分の寝床を汚さない習性は大半の子たちにおいて機能していると感じます。全く動け

ない寝たきりの子たちも、トイレシーツを使って対処する場合と、中には

オムツを使うケースもあります。

 

要介護犬たちの生活

介護を必要としていてもそれぞれ身体能力に違いがあり、動き回ることが

可能な子はスピードこそは違うものの、元気な子たちと同じスペースで交流を図っています。動けない子に関しては、陽当りや室温を考慮して寝ている場所を変えてあげるようにしています。犬の居る密度の高い場所、低い場所そして個室と移動をすることで適度な刺激を受け痴呆の回避軽減に役立てています。